山形城

山形城

エリア:北海道・東北

住所:山形市霞城町1番7号

山形城の歴史は、羽州探題として山形に入った斯波兼頼(最上家初代)が延文2年(1357)に築城したことに始まります。その後、最上氏第11代の最上義光(1546~1614)によって現在の原型となる城郭の整備が行われました。最上義光は関ヶ原の戦い後に徳川家康から57万石の領地を認められ最盛期を迎えます。山形城は本丸・二ノ丸・三ノ丸の三重の堀と土塁で囲まれた、全国有数の規模を持つ輪郭式の平城で、三ノ丸までの面積は234ヘクタールと全国5位、東北では最大の城郭です。慶長5年(1600)北の関ヶ原合戦と呼ばれる「慶長出羽合戦(長谷堂合戦)」で城郭が霞で隠れて見えなかったことから「霞ケ城」とも呼ばれ、現在の「霞城公園」の由来となっています。現在は本丸と二ノ丸を合わせた35.9ヘクタールが公園として残っており、現存する堀や土塁・石垣は、最上家改易後、元和8年(1622)に鳥居忠政により整備されたと伝えられています。  明治2年(1869)の版籍奉還により本丸と二ノ丸、三ノ丸の建物は全て壊され、明治29年(1896)には陸軍歩兵第三十二連隊が入営しました。  戦後は都市公園として親しまれていましたが、昭和56年(1981)に空堀となっていた二ノ丸西堀を再び水堀とし、昭和61年(1986)に国の史跡指定を受けて山形城の復原整備に着手、現在も発掘調査を行いながら復原整備を進めています。  現在も山形を代表する桜と観光の名所として親しまれ、公園内には最上義光歴史館や山形市郷土館など、多くの文化施設があります。   平成18年(2006)には「日本100名城」に認定されました。

電話 023-641-1212 内線530
料金 無料
開館時間 5:00~22:00(本丸広場と東大手門櫓は9:00~16:00)
休み 年中無休(東大手櫓は冬期休館)
駐車場 あり・無料・230台
URL https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kakuka/machizukuri/koen/sogo/yamagatajo/
山形城

史跡・周辺情報

本丸御殿(玄関)

本丸御殿(小書院)

本丸御殿(数寄屋)

本丸御殿(居間)

本丸御殿(台所)

本丸御殿(料理の間)

本丸西堀埋門

霞城の桜

最上義光騎馬像

首洗い石鉢 血染めの桜

郷土館

最上義光歴史館

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