日光街道と一里塚（下野市）

高さ16ｍの時計塔でシンデレラ、赤ずきん、ヘンデルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊のブロンズ像が設置されています。ブロンズ像はオリジナル曲に合わせて１日３回、からくり時計のように回る仕掛けになっています。

グリムの館は、グリム兄弟出生の地、ドイツをイメージした多目的施設です。多目的ホールは、講演会やコンサート、演劇等の催し物にもご利用できます。毎年11月末～1月初旬まではイルミネーションが開催され、多くの来場者で賑わいます。

オアシスポッポ館はJR宇都宮線小金井駅に隣接する下野市の観光案内所で、下野市の観光協会の業務及び観光のPR, 市の特産の紹介、観光自転車の貸し出しなどを行っています。

天応元年（781）創建と伝わり、江戸時代には将軍家の日光社参の際の休泊所として御殿所がつくられました。寺には栃木県指定の仏像・阿弥陀如来坐像、市指定文化財の梵鐘などが伝えられています。

資料館の周辺に所在する国の史跡下野国分寺跡・尼寺跡や栃木県指定史跡丸塚古墳、愛宕塚古墳等をはじめとした文化財を「訪ね」、そこから出土した資料をより詳しく「見て・学ぶ」ための施設です。

児山城は、多功城・上三川城とともに宇都宮城の南方を守るために築かれた城で、今から約700年前の鎌倉時代の終わりごろに、築城したと伝えられます。本丸を中心に堀や土塁が残されていて、栃木県指定史跡となっています。

現国分寺境内に所在し、聖武天皇・光明皇后・行基菩薩を祀ったと伝えられる大型の五輪塔です。造立年代は不明ですが、19世紀はじめの様子を伝える『日光道中壬生通分間延絵図』には、この五輪塔が描かれています。

天平の丘公園内に3基並んでいる大型の五輪塔ですが、いずれも部分的に欠損しています。所在地が紫であることから紫式部の墓の伝説になったといわれていますが、江戸時代の絵図では「村崎」と記載されています。

この石碑は、文化4年（1807）に小金井宿蔵田屋（大越氏）の屋敷内に建てられた俳諧の句碑です。19世紀のはじめの時点で、小金井宿でもこのような俳諧をするグループがあったことをこの句碑から知ることができます。

慈眼寺は、建久7年（1196）に新田義兼によって建立されたと伝わるお寺です。江戸時代の将軍家の日光社参の際には、小休所や昼休所として利用されました。観音堂や鐘楼堂が江戸時代の建築物として当時の名残を残しています。

北台遺跡では、推定東山道跡が見つかっています。東山道とは奈良・平安時代の幹線道路で、発掘調査により道路幅が約10.5ｍで両側に側溝があることがわかりました。現在は東山道跡を復元した久保公園として整備されています。

金井神社は古くから小金井宿の鎮守として信仰されてきた神社で、江戸時代後期に建てられと考えられます。本殿の壁面全体に壮麗な彫刻が施されていますが、寄進者には小金井宿の女性の名が多く見られます。

天平宝字3年（759）創建と伝えられ、もともとは下石橋愛宕塚古墳の上に鎮座していましたが、東北本線の工事に伴い現在の場所に遷座しました。毎年7月には八坂祭が行われています。

国道4号の西側に10基の野仏が残されています。これらは周辺にあった野仏が集められたものと考えられますが、江戸時代に建立された地蔵や十九夜塔が残されています。

明治時代に創建された孝謙天皇を祀った神社です。下野薬師寺に配流された道鏡を追って下野国へ天皇がやってきたとの伝承が伝わりますが、近くに女官の墓と伝えられる塚が残されていることから、女官が天皇と伝わったものと考えられます。

祇園原地区の国道4号線東側に、約1kmにわたり立ち並ぶ松林です。江戸時代から続く松林で樹齢100年を超えるアカマツが立ち並ぶ様子は、周辺住民だけでなく、国道を利用する人たちの心を和ませる貴重な景観です。

日酸公園には、「国鉄クモエ21型」という事故や故障で動けなくなった際電車を助けにいった電車が保存されています。昭和61年（1986）に廃車となった際にこの公園で保存されることとなりました。

大同2年（807）年創建と伝わる神社です。江戸時代に始められた太々神楽が伝えられており、現在は市の無形民俗文化財に指定されています。毎年4月10日前後の日曜日に行われる春季大祭に神楽が行われています。

寛政10年（1798）に建立された道標を兼ねた供養塔で、右「於さく道」、左「小金井道」と記されています。これは鹿沼市にある石裂山への道しるべで、当時石裂山信仰が盛んであったことがわかります。

史跡下野薬師寺跡のガイダンス施設です。館内では、発掘調査によって見つかった瓦をはじめとする出土遺物、下野薬師寺に関る文献史料、復元模型などの展示のほか、映像などによって下野薬師寺の歴史をわかりやすく解説しています。