高知県安芸市

安芸観光情報センターは、県東部の観光情報発信を行っています。 2020年の三菱創業150周年を契機に、安芸市出身の創業者・岩崎彌太郎の功績を後世に受け継ぐため、2020年3月にリニューアルオープンしました。 館内を時代の激流に向かって帆を拡げる海運船に見立てた、「起業家の聖地」安芸市のシンボル的な空間となっています。 臨場感たっぷりのワイドスクリーンで彌太郎の生涯を体感できるＶＲシアターや、彌太郎の知られざるエピソードや成功哲学を学ぶことができるパネル展示、彌太郎や安芸市の観光スポットやグルメに触れることができるタッチパネルコンテンツを楽しむことができます。 「東洋の海上王」と呼ばれた彌太郎のこころざしと、安芸市の魅力に触れられるスポットです。

1887年（明治20年）頃、この地の地主だった畠中源馬氏が、10歳の頃に父からもらったアメリカ製の八角時計を分解しては組み立て、構造を理解した後、歯車や分銅などの部品から全て手作りして完成させた時計台。国の登録有形文化財。

安芸市の特産品であるナスや柚子を使ったキーマカレー、名物・釜あげちりめん丼などが味わえるレストランのほか、直販コーナーもあります。近くには、恋人の聖地に認定された大山岬があり、冬にはだるま夕日が見られることも！

手びねりや絵付けによるオリジナル陶器作りが気軽に体験できる陶芸館。併設のガラス工房では、バーナーを使用したトンボ玉作り体験や、ガラス製品に砂を吹き付けて絵や文字を入れるサンドブラスト体験なども楽しめます。

水成岩が渓谷から流れ出た水によって浸食された天然の海食洞。高さ約5m、幅約3m、全長約40mほどの洞窟を抜けると、シダ植物が生い茂る幻想的な渓谷が広がります。このシダの群落は国の天然記念物に指定されています。

三菱財閥の創業者であり、坂本龍馬とも親交があった岩崎彌太郎の生家。土蔵には三菱マーク・スリーダイヤの原型といわれる岩崎家の紋が見られ、庭には少年時代の彌太郎が作ったと伝わる日本列島を模した石組みが残っています。

江戸時代に築かれた武家町が安芸市城跡周辺に今なお残る、国選定の重要伝統的建造物群保存地区。土用竹やウバメガシの生垣に囲まれた武家屋敷が続く町並みを散策できるほか、一般公開されている野村家では屋敷内の見学も可能です。

ごめん・なはり線の安芸駅構内に併設されている市場。地元の穫れたて野菜や海産物をはじめ、手作りのお弁当や田舎寿司、安芸市ならではの特産品やお土産など、多彩な商品がズラリ。店舗内で焼かれているパンもおすすめ！

江戸時代に土佐藩家老であった五藤家が居を構えた安芸城の跡に建つ資料館。五藤家に伝わる美術工芸品や古文書の展示ほか、三菱財閥の基礎を築いた岩崎彌太郎や童謡・浜千鳥を作曲した弘田龍太郎など、安芸市出身の人物を紹介。

江戸時代より書道が盛んで、数多くの書家を輩出している安芸市。1982年（昭和57年）に全国初の公立書道美術館として開館したこちらでは、日本書壇を代表する作品のほか、川谷横雲・尚亭、手島右卿ら、安芸市出身の書家の作品も展示しています。

毎年4月に約1万5千本のツツジが咲き乱れ、お祭りなども開催される美しい公園。春から初夏にかけて、桜やフジ、アヤメやショウブなども楽しめます。園内には土佐藩家老・五藤家によってつくられた延寿亭や弁天池などもあります。

色んな遊具が楽しめるナスビタワーや、野良時計をモチーフにした長いローラー滑り台などを設けたこども広場のほか、安芸川を望める芝生の広場やピクニック広場など、子供から大人まで満喫できる広い公園。

「道の駅　大山」の目の前にある河野公園は、雄大な太平洋や晴れた日にはサンゴ礁を望める美しい景観が魅力。内原野焼きでつくられた陶器のベンチから、だるま夕日が見られたら願い事が叶うといわれています。

高知県南国市の御免駅から安芸郡奈半利町の奈半利駅までを繋ぐごめん・なはり線。車窓からは、美しい太平洋を存分に楽しめます。各駅ごとに漫画家のやなせたかし先生がデザインしたかわいいキャラクターを設置しています。

阪神タイガースの春季・秋季キャンプ地として知られ、安芸タイガース球場という愛称で親しまれています。キャンプの時期には毎年多くの人が訪れ、阪神タイガースをイメージした外装の列車がごめん・なはり線を運行します。

安芸城は1308年（延慶元年）、安芸親氏によって築かれたといわれています。1569年（永禄12年）、長宗我部元親との合戦に破れた当時の城主・安芸国虎は、全将兵の助命を条件に浄貞寺で自害。その後、安芸城跡に土佐藩家老・五藤家が屋敷を構えました。

井ノ口村の郷社。古くから当地の守護神として住民の崇敬あつく、一ノ宮地区の産土神社です。参道にある狛犬2基は彌太郎が1874年（明治7年）に寄進したもので、台座にその名が刻まれています。

曹洞宗。岩崎家の菩提寺。1901年（明治34年）、岩崎家の寄進により本堂ができました。2年後、彌之助から鐘楼堂、梵鐘、永代扶持米が寄進されました。梵鐘は、太平洋戦争中の1943年（昭和18年）に供出されましたが、1976年（昭和51年）に再鋳。

一ノ宮村の産土神。1854年（安政元年）に彌太郎が江戸に遊学する前、妙見山に登り、星神社の社殿にその決意を記したといいます。

1954年（昭和29年）建立。彌太郎の母・美和は、安芸浦西浜の町医者小野慶蔵の次女。慶蔵は土居の五藤家にも出入りする医者で、兄、弟ともに医者となりました。兄の子・豊川良平は、彌太郎に従い大阪、東京に出ました。彌太郎の意を受けて、三菱商業学校を起こしました。その後、百十九銀行の頭取となり、後に三菱銀行設立の基盤を作りました。