百名城

佐賀城

佐賀城

エリア:九州・沖縄

住所:〒840-0041 佐賀県佐賀市城内2-18-1

佐賀市のシンボルともいえる鍋島36万石の居城の跡。佐賀城は、もともと佐賀を治めていた龍造寺氏の村中城を鍋島直茂、勝茂親子が拡張・整備したもので慶長16年(1611)に完成しました。佐賀城は平地に築かれた平城で、周囲を幅80mにおよぶ濠と土手に囲まれ、土手に植えられた松や楠などの樹木で、城内を覗くことができないように工夫されていました。
たび重なる火災で焼失・再建を繰り返し、明治7年(1874)、江藤新平の起こした「佐賀の役」によって、一部の建物が破壊されますが、残った建物も年を経る毎に随時解体され、今では、本丸の門である鯱の門と続櫓と石垣を残すのみとなっています。鯱の門壁は白壁で、棟の両端には名前の由来である青銅製の鯱が置かれています。どっしりと構えた門や扉には「佐賀の役」の弾痕が残り、当時の闘いの凄まじさを物語っています。

佐賀城

VRで見る

SHARE