春日大社

イメージ:春日大社

所在地
奈良県奈良市

神山である御蓋山(三笠山)の麓に、奈良時代の神護景雲2年(768)、称徳天皇の勅命により武甕槌命様、経津主命様、天児屋根命様、比売神様の御本殿が造営されました。 現在、国家・国民の平和と繁栄を祈る祭が年間2200回以上斎行されています。 その中でも1200年以上続く3月13日の「春日祭」は、現在も宮中より天皇の御代理である勅使が参向され、国家・国民の安泰を祈る御祭文を奏上されます。さらに、上旬・中旬・下旬の語源に関わる宮中の「旬祭」、上巳・端午・七夕などの「節供祭」も平安時代に移され、今に至るまで斎行されています。
平安時代には若宮様が御出現なされ、若宮御殿造営以来900年近く続く12月17日の「春日若宮おん祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。この祭の中で8時間にもおよぶ御旅所祭は、古代から中世の大神事芸能奉納祭であり、日本古典芸能史絵巻といえます。なお能舞台の鏡板に描かれた松はこの祭に由来します。
古来、天皇や上皇の崇敬篤く、また藤原氏の氏神であり関白を始めとする多くの貴族が参拝し、数多くの品々を神様へ奉納しました。国宝352点、重要文化財971点を所蔵し「平安の正倉院」と称されます。総所蔵は約3000点におよび、「国宝殿」で展示しています。
20年に一度、御社殿を美しくする「式年造替」はこれまで60回を数え、60回を越えるのは伊勢神宮と春日大社のみです。式年造替では国宝の御本殿4棟以外の62社の摂社・末社も全て美しくします。その他、27棟の重要文化財の建築物があります。
境内には平安時代より奉納の始まった約3000基の燈籠があり、多くは300年以上経っており、社寺の参道に燈籠を並べる風習は当社から始まったとされます。
社紋の藤は、「砂ずりの藤」をはじめ、東回廊の御蓋山等の境内各所、さらに「萬葉植物園」の20種200本が、ゴールデンウイークに咲き誇ります。「萬葉植物園」には万葉集に関わる草花約300種がゆかりの万葉歌とともに植えられています。
春日山、御蓋山は神山のため、平安時代に狩猟伐木禁止の太政官符が朝廷より出され、現在まで原生林として保たれ、多くの「神鹿」も守られてきました。県庁所在地に原生林が残るのは春日の神域だけで、神様の下で原生林の自然と「神鹿」を始めとする動物と人間が共生する世界です。(「春日山原始林」、「奈良の鹿」はともに国の特別天然記念物)
神山を含む約30万坪の境内は世界遺産にも指定され、全国およそ3000社の春日神社の総本社でもあります。
※夜間の立ち入りはご遠慮ください

YOUTUBE動画を掲載しています。

・動画「神様の使い?白鹿の由来」
https://youtu.be/fA_xp2SwlKc
・動画「伝統文化保護の取り組み」
https://youtu.be/yvL0dS3rhv8
・動画「名勝 旧大乗院庭園」
https://youtu.be/MY4oNxAdgZQ

【参拝作法】
・動画「鳥居のくぐり方」
https://youtu.be/zAH-zmVHvQE
・動画「手水の作法」
https://youtu.be/wveuh5guSjQ
・動画「参拝の作法」
https://youtu.be/yRUcv8r2O3k

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